おっぱい


by further_f
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電話男



またまたROHANと全く関係ありません。




一昔前に流行りましたよね。

電車男。




実は皆さんにあまり知られる事は無かったのですが、電車男をさかのぼる事約十数年。

電話男。

そう呼ばれる男がおりました。




今回は、今は亡き僕のお師匠様シンジ君と、この電話男が出会ってしまった時のお話です。

僕のROHANプレイの中にも、このシンジイズムが表れているかもしれません。

そのくらい僕に影響を与えた人でした。







当時はまだポケベル全盛期で、携帯電話などは、会社の社長さんくらいしか持っていませんでした。



ピーーピーー♪



シンジ君のポケベルに女の子からの呼び出し音が。

シンジ君は、この女の子の事を狙っていたので、さっそく電話をかけようとした。




「ガクちゃん、この辺に公衆電話あるかな?」

「あっちの公園に電話BOXがありますよ、分かりにくいんで俺も一緒に行きますよ」

「ありがとうガクちゃん♪」




物凄く爽やかな笑顔だ。

多分、相手の女の子もこの笑顔にやられて、ハメ倒されるんだろうなと思いつつ、公園までシンジ君と一緒に歩いた。




公園に到着すると、電話BOXの中に先客が居た。

この先客の彼が、かの有名な電話男である。




電話BOXの中で座りながら話している。

電話BOXの中で煙草をふかし、中は煙で充満している。




この姿勢と、足元の煙草の本数、テレホンカード残り度数から察するに、女とイチャイチャ電話してやがるのが容易に想像ついた。





『BOX内を煙草の煙で充満させるなんて、なんという厚顔無恥な奴だ』

(こうがんむち:あつかましく恥知らずな様。三省堂大辞林より)




『こんな奴には睾丸ムチをお見舞いしてやりたい』

(こうがんむち:キンタマにムチを入れられキャンとなる様。ガク語辞典より)





シンジ君が電話BOXに近づく。

コンコン。




「はぁ?なんですか?」

「アナタのお父さんが危篤です、今すぐ帰ってあげてください」




当然だが嘘なのでフルシカトされる。

ここまでだったら軽い笑い話しで済むであろうが、シンジ君はこれで終わらない。




シンジ君は僕に何も言わず、無言で公園を後にした。




僕は、電話BOXが空いたら場所を取っておかないといけないと思い公園に残っていると、約10分後にシンジ君が現れた。

右手に大量の煙玉、左手にガムテープ2本。




もうお気づきでしょう。




そうです。




僕はシンジ君に命令され、電話BOXの扉が開かないようにおさえつけ、その隙にシンジ君は電話BOXをガムテープでぐるぐる巻きにした。


電話BOXの入り口のドアは内側に折れ曲がるのだが、ドアは外側にも少し出るので、テープでしっかり止めると全く開かないのだ。




「ちょちょちょっちょっと」




電話男は、ちょっちょちょっちょ言っているが、シンジ君の命令とあらばしかたがない。

聞こえない事にしておこう。




焦った電話男は、急いで電話を切って叫ぶ。




「おい!何すんだよ!」

「アナタのお父さんが危篤なんです」




もはや、僕の耳には何も聞こえない。

まともに聞いていたら、自分の道徳心が音をたてて崩れてしまう。




「開けろ!開けろよ!」

「アナタのお父さんが危篤なんだよ!」




電話男は電話についている赤いボタンを押し、警察へ電話をかけた。

シンジ君はその隙に、煙玉を点火し、BOX内に放り込む。




足で煙玉を蹴って外に出す電話男。

煙草の煙は大丈夫なクセに!

そう言わんばかりに、次々と煙玉を投げ込むシンジ君。




煙玉は1つでも物凄い量の煙を出すので、電話男はすぐに諦めた。




「ごほっ、ぐほっ!」




ムセてます。

電話男ムセております。




すでに警察に通報どころではない電話男。




「やめっごふっ、うげええろ」




電話男は頭を使った。




これがインテリ系だと言わんばかりの頭脳プレーだ!

この危機を脱出しちゃうぜ!




電話BOXの入り口の隙間から、テレホンカードがひょっこりと出てきた!




『さては、カードでガムテープを切る気だな!ぬおお、こしゃくな奴め!』
















シュッシュ。











シュッシュッシュ。






















切れるわけがない。




アホかと。




電話男アホかと。











否!




電話男はアホではなかった!




電話男は、空気を確保する為に、顔を足もとの隙間に近づけた!


















ふはっふはっ。




んふーっ。




ぶふんふーっふはっ。






















やっぱりアホかと。




状況変わってない。




口パクパクしてアホかと。





















ここで電話男に救世主が現れた!

電話男の通報により現場に警察官が駆け付けたのだ。




「助けて!助けてー!」




助けを求める電話男。




シンジ君が警察官に近寄ると、警察官はシンジ君に声をかけた!







「どうしました!」


「あの人のお父さんが危篤なんです!」




















アホかと。




まだ言うかこの男。




早く逃げろよアホかと。






























「ええっ!お父さん大丈夫なんですか?」





















アホかと。




お前もアホかと。




警察アホかと。




嘘なんだから早く助けてやれと。

















みんなアホかと・・・
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by further_f | 2011-04-21 08:54 | がく