おっぱい


by further_f
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1を聞いて10を知る



今日もROHANと関係ありません。

僕の従兄弟のケン君のお話です。





彼はその独創的な思考により、物事を多角的に捉える事が出来ます。



「1を聞いて10を知る」



まさに彼の事だと思います。





そんなケン君と僕が、とても高尚なお話をしていました。



「ねえガク、Mって何の略?」

「マゾとかマゾヒストだろ」

「マゾヒストか」

「うん」

「何でマゾヒストって言うの?」

「マゾッホって人が居て、ソイツがイジメられて快感とかぬかしてるド変態だから、そういう人の事をマゾヒストって言うのが語源だったよーな」

「そーなんだ、じゃあSは?」

「サドとかサディストだろ」



ここまでの説明を聞き、1を聞いて10を知るケン君は





「じゃあサドッホはイジメ好きなド変態野郎なんだな」





と言い切っていた。





もちろんサドッホなんて居ない。

サド侯爵である。



「ゲイとかホモは何となく分かるんだけどさ、バイって何?」

「バイセクシャルだろ」

「両刀使いの事か」

「バイってのはBiの事でよ、2って意味があるんだよ、だから男も女もOKって事だろ」

「2?」

「そうそう、例えばBikeのBiは2輪の2って意味だし、2進数はBinary、Biathlon競技はスキーと射撃の2つをやるからアタマにBiが付くんよ」

「なるほどー」



ここまでの説明を聞き、1を聞いて100を知るケン君は





「オッパイは、2つあるからパイが付くんだよ」





と、今でも風俗嬢に言い切っている。

パイではなくバイである。



「テメー全然分かってねーじゃねーか」

「いやぁ、2絡みの英語に、たまたまBiがついただけじゃないの?」

「3絡みのモノだってあんぞ」

「ほう?どんなの?」

「3絡みのモノはアタマにTriが付くんだよ」

「それで?」

「三角はTriangle、三人組や三重奏はTrio、三部作はTrilogy」

「ほう」

「分かったか能無し猿」



ここまでの説明を聞き、1を聞いて1000を知るケン君は





「じゃあトリオン座は真ん中に3つ星があるからなんだな」












そう信じておけばいいと思うようになった。



しかし、このままではこの哀れな猿は社会人として堕落してしまう。



この猿に一般的な教養を身につけるのが無理だと悟った僕は、せめて人から愛されるような人物になってもらおうと、ボランティアに参加させた。

ボランティアの内容は、町内のゴミ拾いだった。

空き缶やペットボトルだけにとどまらず、腐った生ゴミまで所構わず捨ててある。

暑い日差しの中、そのようなゴミをせっせと拾いながら、僕はケン君に声をかけた。



「ケン、お前はバカなんだから、せめて誰からも愛されるように、人の嫌がる事を自ら進んで出来るような人間になれ」



僕のアドバイスを聞き、1を聞いて全てを知るケン君は

























「人の嫌がる事?なら夜中にこのゴミを全部元の場所に戻してやるぜ!」
























彼は産まれて来なければよかったんじゃないかと。
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by further_f | 2011-04-29 05:41 | がく