おっぱい


by further_f
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間違い電話



間違い電話。



掛かってきた方も、掛けた方も数多くいらっしゃると思います。



プルルルルル♪

ピッ



「はい」

「ハァハァ…パンツ何色?」



これはイタズラ電話です。

というかエロ電話です。





今回は、僕がよくするエロ電話ではなく、間違い電話のお話です。





一本の間違い電話が悲劇を招く事もあり、思わぬ事態になってしまう。

そんな間違い電話を、僕とアインホルンによく居る騎上位の谷さんが経験しました。



途中記憶が抜けており、会話の詳細がうろ覚えですが、御了承下さい。





携帯電話がまだ今ほど普及していなく、高校生ではPHSを持つのがやっとだった頃です。



谷さんの自宅に電話が掛かってきました。

相手は若い男で、間違い電話だった。



「もしもし」

「あれ?タカシじゃないよね?」



電話の彼はタカシという人物に電話したと思っていた。



「いいや、俺タカシだよ」



谷さんは間を置くことなく返事をし、違和感なくタカシ君になった。



「お前タカシじゃないだろ、タカシは?」

「だから俺タカシだってば」

「タカシの友達?悪いけどタカシに代わってよ」

「わかった、ちょっと待って」



声質でタカシ君ではない事がバレてしまった谷さんは、僕へと電話を託した。

そして僕は完璧にタカシ君になりきった。



「お電話代わりました、タカシちゃんです」

「誰だよ、タカシに代われよ」



なんという凡ミス。

自分で自分をちゃん付けで名乗ってしまうミスを犯してしまうとは、なんたる不覚。

ここは逆に不信感を前面に出し、まだ間違い電話と気付いていない彼を問い詰めよう。



「キミ本当にタカシの友達なの?」

「そうだよ、早く代われよ」

「本当に~?タカシから何も聞いてないしな」

「タカシと約束してるんだよ」

「へー、今タカシちょっと出てるから、戻ってきたら掛けなおさせるよ」

「どの位で戻ってくるの?」

「スグ戻ると思うよ、あ!今タカシ戻ったんで電話代わるね」



また谷さんに電話を代わる。



「モシモシ、ボクタカシ」
(ロボット調)

「お前らタカシのダチだろ?俺の事聞いてねーのかよ!」

「ワカッタアルヨ、タカシニカワルカラ、スコシマツヨロシ」
(中国人調)



また僕が電話に代わる。



「タカシの父です、タカシは今しがた息を引き取りまして…」

「お前ら馬鹿にしてんの?」

「今頃気付いたの?」










ただの間違い電話だったら



「どちらへお掛けですか?」

「すみません、間違えました」



これで会話が終わるのがセオリー。

しかし展開が違ったので、このマヌケはまだ気付かない。



「アンタら、もしかしてタカシの先輩?」

「そーだよ」

「あ、すみません、知らなかったもので…」

「いやいや、別にいーんだけどさ、タカシに用事あるなら伝えておこうか?」

「すみませんお願いします」

「なんて伝言すりゃいい?」

「ミツに電話しろって伝えてもらえれば」

「わかった、ミツ君ね、必ずタカシに伝えておくよ」

「あれ?ちょっと待って下さい」



何か相手の様子が変になる。



少し待たされたので、僕はその間に谷さんへ電話を代わった。

そしてミツ君ではない人が電話口に出た。



「お前ら誰?」

「誰って、タカシの先輩だよ」

「フザケんなよテメーら、誰なんだよ」

「実はタカシの兄です」

「俺にアニキなんていねーよ」



推測だが、ミツ君の家にタカシ君が行く約束をしており、予定の時間通り来なかったので、ミツ君はタカシ君に確認の電話をかけたのだろう。

そして確認の電話中に、タカシ君が来てしまったと思われる。



「あら、タカシちゃんなの?」

「そーだよ、テメー誰だよ」

「タカシちゃん怒らないで!」

「誰なんだよ、ハッキリ言えよ」

「はい!自分はミツ三等兵であります!」
(自衛隊調)

「フザケてんじゃねーよ、何でテメーら俺の家に居るんだよ」

「玄関から入った」

「ウチの親居ただろ」

「関係ナイネ♪」
(あぶない刑事:柴田恭平調)

「勝手に入ってんじゃねーよ!誰だテメー!!」

「………」



電話の相手がタカシ君本人とは思わなかったので、谷さんは頭をフル回転させて次の一手を考える。





「黙ってんじゃねーよ!テメーら誰なんだよ!!」










































「強盗だ馬鹿野郎!!テメーの親も無事だと思うんじゃねえぞ!!!」
(居直り強盗調)

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by further_f | 2011-05-02 03:58 | がく