おっぱい


by further_f
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チョロQヒットマン


今日はROHANと関係ありません。



僕が小学校5年生の時、遠くに住んでいた従兄弟のヒデ君が僕の家に遊びに来たので、一緒に公園に行きました。



すると公園で、奴が仲間と遊んでいた。



憎っくき奴。

奴とは、僕と同じ千葉県市川市宝町イルカ子供会の奴である。



子供会のお祭りで、僕より金魚を多くすくって優勝をさらっていった奴である。

優勝商品の、跳んだ数をカウントするハイテク縄跳びをゲットした憎き奴だ。



いつか復讐してやろうと思っていたが、僕は小学5年生。

奴は小学3年生。

上級生がそんな理由で下級生に手をあげたら、お母さんに怒られてしまう。



ここはひとつ、別の地域に住んでいて面が割れてないヒデ君に活躍してもらおう。



「あいつ俺のキン消し盗んだんだよ」
(当時大流行だったキン肉マン消しゴム)

「えー、なんのキン消し?」

「超レア超人のやつだよ」

「返してもらおうよ!」

「盗んだ証拠がないから何も言えないんだよ」

「そっか・・・」

「そのレア超人、お前にあげようと思ってたのに・・・」

「うん・・・」

「俺があいつらヤルと、顔が知られてるから・・・」

「うん・・・」

「ヒデがやっつけてくれたら、俺のキン消しから好きなのを1個あげてもいいんだけどな・・・」

「うーん・・・」



どうやらキン消しでは釣れなそうだ。



「ヒデがやっつけてくれたら、俺のチョロQ好きなの一個あげるのにな・・・」
(ゼンマイで走るミニカー)

「まかせてガクちゃん!」



交渉が成立した。

ヒデ君は、チョロQ1個で冷酷なヒットマンになったのだ。





相手は仲間が6、7人居たので、ヒデ君は近隣からゴムホースを持って来て敵陣へ乗り込む。

僕はバレるとマズいので、物陰から見ている。



「チョロQ返せ!!!」



ヒデ君は怒鳴りながら、ターゲットの顔面にゴムホースの一撃を加えた。






盗んだのはチョロQじゃなくてキン肉マン消しゴムだし、更に盗んだというのは僕の嘘ですが。



だが、そんな些細な事はどうでもいい。

奴は顔面を抑え、泣きながらのたうちまわる。



僕はヒデ君の一撃が見事すぎて、とても興奮していた。



『いいぞヒデ!』



僕は思わずガッツポーズ。

それを見たヒデ君は、僕がジェスチャーで次の指令を飛ばしたと勘違いする。



そう、僕のガッツポーズを見たヒデ君は『ミナゴロシセヨ』という指令と勘違いした。



ヒデ君はターゲットの仲間に次々と襲いかかる。

逃げまどう仲間。

泣きながら逃げる奴もいる。



「逃がすかチョロQ!」



とゴムホースで一撃を加える。

まさに一撃必殺。



ヒデ君は小学校2年生にして、極真空手の極意を身に付けていた。



仲間が公園の真横の家に住んでいて、逃げたソイツは母親を連れて来た。



これはヤバい。

小学生からすると、親とは絶対逆らえなく、絶対に勝てない存在である。

それが他人の親であってもだ。



しかしヒデ君は違った。



親が出て来ても、一撃伝説は止まらない。

あろう事か、親の顔面にもゴムホースの一撃をお見舞いする。



マジでヤバ過ぎる。

小学生だった僕は、心臓がバクバクしてしまい、ヒデ君のむちゃくちゃっぷりにビビって逃げようとした。
















「ガクちゃーん、どこ行くのー?」






















「こいつらやっつけたよー♪」






















「これでチョロQ1個くれるよね?」























「白いやつね!」























「待ってよーガクちゃんズルいよー、帰り道わからないよー」








僕の陰謀が全て晒され、その日の夜、僕は上半身裸にされお母さんにゴムホースで滅多打ちにされた。



「お前はなんて事を!」


ビシッ!


「こんなので叩かれたら痛いでしょ!」


ビシッ!


「謝りなさい!」


ビシッ!ビシッ!









普通に痛すぎる。



満身創痍の僕が、涙目で横たわっていると














ニィィイイイイン。























白い救急車のチョロQが、僕の横を無情にも通り過ぎていった。
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by further_f | 2011-05-18 14:15 | がく